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色彩理論とは?

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西原 良幸

どうも、デザイナーの西原です。タイポグラフィ(文字)などの他要素と同様に、デザイナーは配色について緻密に設計を行うものです。色が与える印象とその理論について、本日はデザインを行う上で重要な要素を担う【色彩】について書き連ねたいと思います。

色が与える影響

色が人に与える影響力は幅広く、色を使いこなすことによって、人の感情や気分、行動を左右することもできてしまうのです。デザイナーでなくとも、ビジネスの場面における適切な色選びはとても重要といえます。

色彩が与えるビジネス効果

色彩理論を応用すれば、ブランドの「個性」に適した配色を作ることもできます。また、色を活用してマーケティングを行えば、ユーザーに特定の行動を起こすきっかけを作ることもできます。例えば赤色には高い温度や強調・注意喚起を表現する事が可能です。セール情報等を伝える際に適しています。このように色彩をひとつひとつ吟味し活用することでユーザーへ与える印象をコントロールする事が可能です。

デザインにおいて色彩=アートではない

アートやデザインの一部のような印象が強い「色」ですが、その原理や心理効果を理解する事で、ビジネスを成長させる大切な要素として活用することが可能です。そのような観点から弊社のコーポレートカラーは信頼、安全性といった印象を与える青を採用しています。このように色彩への理解を深く持つことで競合他社との差別化をはかり、オリジナリティやブランドアイデンティティの醸成へと繋げることができるのです。

さいごに

以上、色彩理論の簡単なお話をさせていただきました。装飾的な要素や印象が強い「色」ですが、その心理効果までを理解することで、ビジネスの成長へと繋げる重要な要素としての可能性を感じていただけたのではないかと思います。

では、また!

西原 良幸

アートディレクター / デザイナー

1995年生まれ。大阪府出身。 大阪デザイナー専門学校グラフィックデザイン学科卒業後、大阪の制作会社「株式会社ジールプラス」に入社。6年間勤務。プレイヤーとしての制作業務(Webデザインやグラフィックデザイン)とディレクターとしてのプロジェクトの管理・人材育成を経験。現CEOと旧友である妻からの紹介でMNETの存在を知る。”Web業界を変えたい"というCEOの熱い想いとビジョンに心打たれ、現在の会社に入社。