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どうも、デザイナーの西原です。本日は印刷知識の一つである「DICカラー」についてのブログを書きたいと思います。
DICとはDIC株式会社が製造している特色インキのことです。DICカラーガイドという色見本帳があり、
希望の印刷色を伝えるために「DIC○○番」という番号を指定します。(例えば黒だとDIC582等)
印刷を行う際、色に強いこだわりをお持ちの場合は「色合わせ」という作業を行う必要があります。
単に赤と言ってもどのような赤なのか?データで調整することは非常に難しいので、印刷業者とのコミュニケーションの際に色を正確に伝える道具としてDICのカラーガイドが利用されています。
DIC色のような特色インキを使用する特色印刷は、指定した色にあわせて先にインクを調合するため、色の再現度が非常に高いことが特徴です。灰色やパステルカラーのような薄い色を表現する場合でも、プロセスカラーではくすみやすく、ぼやけた印象になりますが、DIC色だと鮮やかできれいな仕上がりになります。
1色につき1版が必要なため、色数が多いと料金が割高になるデメリットもありますが、メリットとしては下記の様なことがあげられます。
・プロセスカラーでは表現できない、金・銀・蛍光色などの色が印刷できる。
・色見本帳で色の確認が可能。
・色の安定性があるので、再現度が高い。
色の表し方は他にもCMYKやRBG、Pantoneなどがあります。
お色味のことで悩まれた際はぜひMNETまでお問い合わせください!
では、また!