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ネットで「女性」に売る

森口 孝太

今回は女性をターゲットにしたWebマーケティングの大切なことを私が「なるほど」と思った本から抜粋してご紹介させていただきます。

女性はシンデレラ

女性はシンデレラ(お姫様)になりたいと思うもの。

女性の購買心理の本質は「シンデレラ」の物語にあります。

少し具体的に言いますとシンデレラはかまどの灰にまみれ、床掃除をしながら、「私は本来、お城にいるべき人間なのに何かがおかしい」と感じています。

多くの女性はシンデレラと同様に「今いる場所」(本当の現実)よりも「何不自由なく暮らしている夢の世界」を本来の自分がいる場所だと感じています。

だからこそ女性には本来の自分を取り戻すための働きかけ(マーケティング)をしていく必要があります。

女性にとって魅力的な商品とは「解決手段」ではなく、本来の自分を取り戻す「魔法」にすることが大切。

男性と女性では「購買行動」に違い

男性はお目当ての商品があればその売り場に直行し、素早く購入してさっさと帰ります。

それに対して女性は目的があって買い物に来たにも関わらず、「ついでに」全く違うものまでウィンドウ・ショッピングします。

ウィンドウ・ショッピングをする中で女性は「運命の出会い」にときめいて「衝動買い」をしたりします。

女性をターゲットにした商品にはスペックを重視するのではなくイメージ(これを使えばこうなるんだ)を与えてあげることが大切。

Webマーケティングでの活用

先程お話しさせていただいたことを踏まえてWebマーケティングでの活用をしていきます。

写真や映像で「五感」で訴えます。

読むのが面倒という女性は思っている以上に多いです。

だからこそ女性をターゲットにした商品は文字の説明よりも写真や映像を見せて上げることで「理想の未来」をイメージしてもらうことが大切。

文字が多い画像(左)×

写真が多い画像(右)◯

●画像でもこだわる

女性をターゲットにした商品の画像でモデルを採用するとき

例えば黒髪ロングヘアの女性と金髪の外国人女性どちらをあなたの商品(あくまでもに女性をターゲットにした商品)のモデルにしますか?

日本人男性が好む黒髪ロングヘアのモデルは女性にはウケない

女性のお客様は無意識に「本来の自分」(完璧な理想像)を思い描くからです。

だからこそ女性には等身大の画像をイメージさせてあげることが大切。

さいごに

他にもこの本には女性の独自の法則が多く記載されいます。

今回は女性をターゲットにしたWebマーケティングについて本のレビューも兼ねて紹介させていただきました。

私自身もこの本は勉強になりました。みなさまも是非マーケティングのヒントとして活用してもらえたらと思います。

ではまた。

森口 孝太

CEO

1994年生まれ。大阪府出身。大学卒業後、証券会社に入社。資産運用コンサルティング業務により、金融知識、マーケティングリサーチ、社会的課題発見能力を培う。営業部門で社長賞受賞と同時に、当初からの目的であった起業の為、退社。世の中の”NEEDSを叶える”為、2020年合同会社MNET設立。座右の銘は『継続は力なり』。長所は”行動力と鋭く曲がるスライダー”。

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