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ネットテロ動画(スシロー)

三浦 幸樹

どうも。MNETの三浦です。

今日は節分ですね。

家族と離れて暮らすようになってから豆を食べなくなっちゃいました。

今年は久しぶりに歳の数、31粒食べたいと思います。

恵方巻は毎年食べてます。

2023年の恵方は「南南東微南」です。 方位角では「165度」となります。

みなさんも今日は黙って恵方巻きを頬張りましょう!

お寿司つながりでもう一つ。

いいニュースではありませんが、最近動画投稿サイトやSNS上で、大手回転ずしチェーン店「スシロー」さんでの迷惑行為が話題となっております。

本日はこちらについて思うことがございますので書いていきたいと思います。

背景

各種SNSや動画投稿サイトで、回転寿司をマナーを守らず、備え付けのしょうゆを舐めまわしたり、他人が注文したお皿をつまみ食いしたりするような悪質な動画が拡散されており、波紋を呼んでいます。

実害としましても、ニュースの後からスシローの客足は遠のいており、騒動後株価も大きく下落し時価総額も170億円以上下がってしまっております。

スシロー側も事態を大変重く見ており、当事者からの謝罪は受け入れず民事・刑事共に裁判の上、徹底抗戦の構えです。相手が高校生ということもありニュースが大きく取り上げられています。

その他、再発防止に向けた新システムの導入なども検討されています。

原因

今回のような迷惑行為が起こった原因はどこにあるのか。

実際、昔からすくなからずこのようなことあったことは確かだと思います。

ですが最近増えているのは確かです。

1つ目の理由としては、SNSが今の学生たちにとって欠かせない存在になっているからだと思います。

情報を収集したりすることの中心もSNS、学校以外での連絡/やりとりの中心もSNSです。

その結果「人と違うことをして注目を浴びたい」「悪ふざけして友達を楽しませたい」という行き過ぎた承認欲求から、事の善悪の判断がつかず行為に及んでしまったのだと思います。

ましてや、それをSNS上で公開するなど、冷静に考えれば高校生なら理解できたはずです。

2つ目の理由としては、見張り/監視が薄くなっている点だと考えます。

日本は、特に飲食店においては「性善説」の元成り立っています。

最近はやりの無人販売所などがいい例です。

「みんなマナーを守って正しく利用してくれるはずだ」という共通認識の元、厳しく監視したりは無く、最低限の対策の元営業されていたと思います。

そこに拍車をかけて、回転ずし業界は「無人化」「全自動化」「ロボット化」が特に進んでいる業界です。

受付も機械で完了、注文も機械で完了、配膳も機械で完了、集計も機械で完了、お支払いまで機械で完了できるお店もあります。

自分もよく利用しますが、実際に店員さんとやり取りしたのはお会計が間違ってないかの確認の時だけでした。

そういった背景のなか、言わば店員さんの監視が「手薄」な状況の中で、迷惑行為に及びやすくなってしまったのかと考えます。

今回のスシローさんが示談では済まさず被害届を提出して事件化したように「ごめんなさい」では済まされなくなっております。損害賠償や刑罰の対象になります。

また、ネット上ではいわゆる「特定」のような形で迷惑行為を行った個人を特定し晒上げるような事態になっております。

例えば、しょうゆを舐めました高校生は「名前」「出身高校」「住所」まで特定され避難されております。

ネットに一度載った情報は消えません。誰かに保存されたり、思いがけない形で流出することがあります。

SNSなどに投稿する前にそのあたりをしっかりと考えるべきだと思います。

解決策

学問などの勉強だけでなく所謂「情報リテラシー」や「ネットリテラシー」を高める必要があります。

これは学校だけでなく家庭などでも徹底する必要があると考えます。

ネットは非常に便利です。が、一歩間違えれば人生を終わらす危険性も秘めております。

以上です。

安心安全やマナーの良さは日本の最大の長所だと思います。

嬉しいニュースで溢れた社会になることをここから祈ります。

ありがとうございました。

三浦 幸樹

役員

1992年生まれ。大阪府出身。 滋賀大学経済学部企業経営学科卒業後、証券会社に入社。リテール営業を中心に東京、名古屋、大阪で勤務。大阪勤務時代に現CEOに出会う。”マーケット知識と自身の経験を活かし、より良い世の中にしたい”というCEOの想いに惹かれ共に起業。現在に至る。

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