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僕的PHP備忘録第2弾。今回はPHPを始めるにあたり必要な基本的な構文の部分をご紹介していこうと思います。
拡張子とPHPタグ
PHPの拡張子
HTMLやCSSのコードを書いていく時はindex.htmlやstyle.cssのように.htmlや.cssなどの拡張子を記述することによりHTMLファイルやCSSファイルの認識が可能でした。PHPもindex.phpのように.phpを付与することにより「これはPHPファイル」だとコンピュータに認識させる事ができます。
PHPタグ
PHP はファイルを解析して開始タグ、終了タグと呼ばれるものを探します。タグが見つかると、PHPはコードの実行を開始したり終了したりします。 このような仕組みにより、PHPを他のあらゆる形式のドキュメント中に埋め込むことができるのです。
コードは「Hello World」を表示させる内容です
<?php echo "Hello World"; ?>
“<?php”でプログラムを開始“?>”でプログラムの終了といった流れです。
途中の“echo”はブラウザへ出力する際の命令となります。
ですので、上記のコードは「Hello Worldをブラウザ画面を表示せよ」といった意味になり、「Hello World」が画面に表示されるわけですね。
更に、echoで表示するだけのコードは短縮コードも用意されており
<?= "Hello World"; ?>
こちらのコードでも同じ意味になります。
そして、ファイルがPHPのみの記述の場合は終了タグも省略することも可能です。
終了タグを省略しないと予期せぬ動作の原因となりますのでPHPのみの記述の場合は終了タグは省略しましょう。
HTMLへの埋め込み
PHPのコードはHTMLへ埋め込むことも可能です。
例えば・・・
<div>
<h2>
こんにちは
</h2>
</div>
<div>
<h2>
<?php echo "こんにちは"; ?>
</h2>
</div>
上と下のコードでは全く同じ意味になります。
今回は表示のみの簡単なコードですが、条件により表示を変えたり、数行で同じ内容を複数回出力したりといった処理が可能になります。
先ほどから命令の終わりに”;”(セミコロン)が付いていますが、これも必ずつけるようにしてください。無くても動作する場合はありますが予期せぬ動作をする場合がありますので必ずつけましょう。
セミコロンの使用例
//1行の場合
<?php echo "こんにちは"; ?>
//2行の場合
<?php
echo "こんにちは";
echo "さようなら";
?>
コメントアウト
PHPでもコード内でコメントアウト(コードに記述をしているがプログラムとして認識させないメモ的要素として使用)をする事が可能です。
コメントアウトには“//”か“#”か“/**/”を使用します。
注意点は”/**/”は複数行のコメントアウトを使用可能ですが”//”と”#”は1行でしか表示ができません。
//これは1行のコメントアウトです
#これは1行のコメントアウトです
/*これは
複数行のコメントアウトです*/
まとめ
今回は初歩の初歩の段階のPHPの構文を紹介しました。
次回からはもっとプログラムらしい内容をご紹介していきますのでお楽しみ!