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僕的PHP備忘録:精密なコーディングを行う為に型を覚えよう!

山下 生真

僕的PHP備忘録第3弾。今回はコーディングを行っていく時に意識しておかなければいけない「型」というものをご紹介していきます。

型とは?

PHPに限らずですがプログラムの実行時にはその内容がどの型を使用しているのかを判断してプログラムを実行します。

基本的な型は以下の通り

・null(ヌル)
・bool(論理値)
・int(整数)
・float(浮動小数点数)
・string(文字列)
・array(配列)
・object(オブジェクト)

となります。

型というのはある行いに対して行える操作を制限します。

<?php
  $bool = true; //これはbool型(論理値)
  $string = "foo"; //これはstring型(文字列)
  $int = 12; //これはint型(整数)
  $string2 = "12"; //これはstring型(文字列)
?>

注目となるのは$intと$stringの部分です。
同じ12を代入しているにも関わらず(代入の仕組みに関しては後ほど紹介します。)型が変わっています。

型の違いによる式の答えの違いは下記の通りです。

<?php
  $int + $int = 24;
  $string2 + $string2 = エラー; //文字列同士の足し算はできません
  $string2 + $int = 24; //文字列部分が数字の場合自動的に整数型に変換してくれます。
?>

上記の様にただ足し算をしているだけでも型をチェックして自動的に最適な型に変換して計算してくれます。

まとめ

PHPは自動で型変換をしてくれるので厳密に型を気にする必要はないのですが、型が原因によるエラーが発生する可能性があるので「型というものがある」ということは覚えておきましょう

山下 生真

役員

建築家を志し京都の大学を卒業。様々な業種を経て、IT業界に心惹かれ、一心発起し、プログラミングスクールに業務の傍ら通う。趣味のYouTubeの動画編集・撮影活動で現CEOと出会う。幼少期からの夢であった”魔法使いになってみんなの役に立つ”実現の為、IT技術を駆使し、世の中の役に立つことを目標に起業。座右の銘は”野心・向上心”。

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