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印刷のキホン講座 【印刷方式について】

西原 良幸

どうも、デザイナーの西原です。

チラシや名刺、ノベルティなど世の中にある様々な印刷物。それら一つ一つの用途に適した印刷方式というものが存在します。最適な印刷方式をしっかりと認識しておくことで、無駄なコストの発生や印刷事故を事前に防ぐことが出来ます!という事で今回は代表的な印刷方式をいくつかご紹介します。

これで貴方も発注上手に!

オンデマンド印刷

オンデマンド印刷は、印刷版の作成を必要とせず、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の組み合わせで構成された色をオン再現する方式です。簡単に言うと高機能なレーザープリンターのようなものです。(家庭用プリンターのプロ仕様版のようなイメージ)版の作成を必要としないため短納期での印刷が可能です。そのため、お急ぎの名刺などや店頭ポップなどに最適な印刷方式となります。その反面、オンデマンド印刷機は小ロットでの作成に適しているため、一万部のチラシを作りたい!という方には適していません。
コスト的にも非常に割高になってしまうためです。そんな方は後述のオフセット印刷がオススメです。

オフセット印刷

大量印刷に適した印刷方式です。オンデマンド印刷に比べ、仕上がりが非常に綺麗な事も特徴の一つです。(ここは個人の主観による部分も大きいですが)
こちらは印刷版の作成が必要になるため、製版コストというものがかかります。そのため小ロットでの製作には適していませんが、大量に印刷をかける事で一枚単価を下げる事が出来ます(刷れば刷るほど製版コストの割合が低くなるため)
一万部くらいチラシが欲しい!そんな方はオフセットでのご発注をオススメします。

活版印刷(レタープレス)

活版印刷とは、専用の版を作成し、プレスする印刷方法です。プレスするため凹凸感を表現出来るという魅力があります。適度なアナログ感や、高級感・上質感を演出できる、デザイナー人気も高い印刷方式です。印刷コストが割高になるため、よりこだわりを持たれている方にオススメの方式です。例えば一生に一度のウエディングツールなどで多く使われます。プレス式のため、分厚い用紙に印刷する事も可能です(通常の印刷はローラーのようなものに流し込むため分厚すぎると使用できない)。そのため、お気に入りの用紙だと活版印刷でないと使用できない!みたいな事も多々あります。

グラビア印刷

版に凹みを作り、そこにインクを流し込み、紙やフイルムに印刷をする方式となります。
インクに厚みを持たせることができるため高品質なカラー印刷表現に優れている事が特徴です。
ちなみに「グラビアアイドル」の「グラビア」とは、この印刷方式が語源です。
写真画像の再現性の高さが一番の特徴の印刷方式であるため、古くは雑誌のアイドルページなどで多く活用されていました。
そういったページの事をグラビアページと呼び、そのページに掲載されている女性を「グラビアアイドル」と呼ぶようになりました。
時代は移り変わり昨今では雑誌でもオフセット印刷を使用していますが「グラビアアイドル」の言葉だけは残り続けているのが、何とも不思議ですね。

さいごに

その他にも段ボールやパッケージに使用されることの多い「フレキソ印刷」や、Tシャツなどに使用される「シルクスクリーン印刷」、アクリルなどに使用する「UV印刷」など多くの印刷方式がありますが、それはまた別の機会にでも。

弊社ではお客様のご要望をお伺いし、毎回最適な印刷方式でのご提案を行なっていますのでお気軽にご相談ください。

それにしても、「印刷」って奥が深い!
いつか「印刷加工」についてもご紹介したいと思います。

では、また!

西原 良幸

アートディレクター / デザイナー

1995年生まれ。大阪府出身。 大阪デザイナー専門学校グラフィックデザイン学科卒業後、大阪の制作会社「株式会社ジールプラス」に入社。6年間勤務。プレイヤーとしての制作業務(Webデザインやグラフィックデザイン)とディレクターとしてのプロジェクトの管理・人材育成を経験。現CEOと旧友である妻からの紹介でMNETの存在を知る。”Web業界を変えたい"というCEOの熱い想いとビジョンに心打たれ、現在の会社に入社。

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